新しい扉のその先が蜃気楼だと感じても。

新しい扉のその先が蜃気楼だと感じても。

連綿と続いていく、永続的な世界で、

絵巻の如く長い年月を経ても、終わりが見えたとしても、

また次の絵巻を取り出して。

再び始まる、心の扉。

その扉で、癒し癒され、調和的な世を願った魂がここにひとつ。

濁流に押し流されそうになっても、芯は折れずに

ブレずに貫いた先の向こう。

新しい扉のその先が蜃気楼だと感じても。

心と魂はここに、我にあり。