落ちない城の城主と、散らない葉桜の姫君

落ちない城の城主と、散らない葉桜の姫君

幾千の星を背に、そびえ立つ城と、

春爛漫の桜吹雪から、初夏に若葉が芽吹き、力強く根を張る桜の木。

新章の幕開けには、ちょうどよく。

自分の感覚のみで進む、夜明けの城にかかる月が、葉桜をつやつやと照らし

暖かい橙色の灯に、紺色の空が明るみに出て、君の頬を撫でる。

ああ、そうだったかと、全てが繋がっていくこの時を。

この瞬間を存分に楽しもう。