玉の緒よ、響け

玉の緒よ、響け

一つ一つの玉を潜り抜けて、新しい玉に到達する時。

ここまでの長い道のりの振り返りと、静かな歓びと、穏やかな空気を。

「私たちってきっと奥が深いのかも」

「目に見えないところで、きっとそうなんだ」

新しい絵巻をくるくるとしまい込み、また新たな絵巻を手に取る。

「この旅に、幸あれ」