龍紺絵巻の管理人、瀧宮千晶です。
今日は、
龍神さま関係の昔話の中でも、かなり好きな作品のお二人を描かせていただきました!
龍神の鱗を描くのが楽しかったヾ(╹ᗜ╹)ノ”
八郎太郎と辰子は三湖伝説の中に登場します。本当にざっくりまとめて説明すると、
人から龍になった二人(二匹)は、自分たちがとても似た境遇ということで惹かれ合い、
南祖坊(八郎太郎の因縁の相手)の妨害もはねのけ、同じ湖で共に暮らしているというお話。
詳しくは各自で調べてみて欲しいのですが、このお話のポイントは
①八郎太郎が龍になる
②八郎太郎VS南祖坊で八郎太郎敗北
③辰子が龍になる
④南祖坊との対決に勝利し八郎太郎と辰子が結ばれる
細かい部分は伝承によって違っていたりしますが、大体はこのような流れになっています。
八郎太郎と辰子の関係がとても魅力的で素敵だなーと思うのですが、
なぜか黒姫伝説より影が薄い気がする!!(´;ω;`)
雰囲気的にこっちの方がとってもハッピーエンドのはずなんだけど、なぜかあまり知られてない!
やはり日本人は悲恋に惹かれてしまうのでしょうか、義経と静然り、安珍と清姫然り…
でも良いと思うんだけどなあ、ストーリー展開もなかなか熱いですし!
南祖坊が八郎太郎と辰子の仲を邪魔しようとしたのはちょっと理由がよく分からないんですが(意地悪したかった?)
辰子と出会ってからの八郎太郎の勝利は愛の力だな、と思うわけです(╹◡╹)
今現在も田沢湖に二人仲良く暮らしているとのことなので、ぜひお会いしたい!
そしてあわよくば温泉に行きたい!!!(ちゃっかり)
でも本当に、秋田県で三湖伝説について別バージョンのお話が聴けたら良いなと思いますし、
他の龍神伝説もあるかもしれないのでね!!(龍神大好き)
いつかじゃなくて、絶対行くぞという思いを込めて描いた龍神夫婦でした!ლ(╹◡╹ლ)